2011年度 4月5月6月7月9月10月11月12月1月2月3月

「だいがら」
 皆さんのお宅の年末・年始のわが家の恒例行事は何ですか。大掃除、初詣等様々でしょう。除夜の鐘が鳴ると、角島灯台を家族で見に行くという恒例行事を保護者から伺ったことがあります。この地域ならでは、その家庭ならではのロマンチックな恒例行事ですね。
 私の子どもの頃の鮮明な年末の記憶に、「だいがら」を踏むシーンがあります。子ども時代が江戸時代ではありません、れっきとした昭和生まれですが、わが家では年末に「だいがら」で、大量に餅をついていました。低学年のときは朝起きるとすでに始まっており、台の上にあがり大人と一緒にやっていました。高学年になると一人で台に上がって長い柄の端を一人で踏んでいました。これをしないと、正月にならないし、手伝わないとお年玉がもらえないと信じていました。
 わが家のやくそくの「家族のふれあい」「地域での体験活動」の話の予定が、横道にそれすぎました。「家族で決めたお手伝い」や「地域や家族の行事への参加」は、何年たっても記憶に残るものです。わが家ならではの行事なら、なおさらでしょう。
 今年を象徴する漢字は「絆」となりました。子どもの頃の私にとっての家族の絆のひとつは、この「だいがら」を踏み餅をつくという、家族総出で働く姿です。わが家の恒例行事、皆さんの家族の絆は何でしょうか、教えてください。
台唐(だいがら)踏み臼のことを、萩周辺では台唐(だいがら)という。全国的には、同じ物を唐臼という所が多い。台唐は、台枠のある唐臼という意味のようである。
 使用の際は、台の上にあがり、中ほどで支えられた長い柄の片側の端を踏む。柄に体重をかけることで、子供でも杵を上下させることができた。台唐は主に精米に用いられた。寒の餅など大量に餅をつく際にも、利用されることがあったという。
(萩の民具(10) 市報はぎ(平成3年)1991.2.1号掲載)
(だいがらがイメージできない、若い方のために市報はぎから引用しました)

「ちゃぐりんを知ってますか」
 先日ランチルームで子どもたちに「ちゃぐりんを知ってますか?」とたずねました。約半数の手が挙がり、なかには家で読んでいると言う子もいました。ちゃぐりんは、JAグループの食農教育をすすめる子ども雑誌です。今月号の表紙はコマツナでした。冬に旬をむかえるコマツナは霜にあたると甘みを増しておいしくなるそうです。内容は、農業・食べ物、読み物、環境・学習から手作りのページまで、まさに子ども向け総合雑誌です。毎月、下関農業協同組合のご厚意で寄贈を頂いております。
 他にも、学校には科学技術振興機構から「科学するこころを開くScienceWindow」「理科ワールド探検隊」などが送られており、ちゃぐりんと一緒に図書室にコーナーを設けて、読めるようにしてあります。ScienceWindowは、理科好きの大人が読んでもおもしろい冊子で私のお薦めです。神田小学校では、学力向上の地道な取組として、朝読書や読書週間を設けたり、読売ワークシートや山口新聞の「やまぐちキッズTime」を活用したりしています。小学生のうちに読書の楽しさを知り、活字を読むことの抵抗を無くすことが、学力の下支えになると考えているからです。
 今現在で読売ワークシートを一番やっているKMさんの10月26日のワークシ
ート「1か月読書せず半数」のD問目の解答を紹介します。
QDあなたのおすすめの本は何ですか。内容とおすすめのポイントを紹介しましょう。
A「ピングーコミック」がおすすめです。豊北中学校の図書館で借りてね。27番のコーナーにあります。ピングーがかわいいですよ。
不覚にもピングーを知らなかったので、調べてみました。「ピングーはスイスのクレイアニメであり、かつ同アニメの主人公である南極に住むコウテイペンギンの名前でもある。原作はオットマー・グットマン。主人公ピングーとその家族を描いたコメディ。」とありました。この回のワークシートでは読書しない理由を@時間がなかったA読みたい本がなかったB健康上の理由で読めないとしていました。@は言い訳でBは神田っ子には当てはまりません。
 そこで、私たちは読みたい本に出会わせることで「読書1日10分間」を達成しようとしています。選書会で子どもが選んだ本をPTAの予算で購入しています。学校では様々な機会を捉えて、本の紹介をし読みたい本を見つけてもらおうとしています。テレビよりゲームより身近に本を置き、本にお金を使うことで読書環境を作ろうとしています。また、子どもは大人の姿を見て育つので、大人が読書好きになり読書する姿を子どもに見せることに心がけております。 

「学校評価・学校評議員」
 今回は難しいタイトルになりました。平成19年に学校教育法等が改正となり、学校評価・学校評議員制度が導入されました。学校評価は、子どもたちがより良い学校生活を送れるよう学校が行っていることの改善や発展を目指すために、学校評議員は学校が行っていることについて意見を述べて頂くために導入されました。本校では、保護者にアンケート(評価)をお願いし、その結果を学校評議員さんに見ていただいて、学校関係者評価をしてもらっています。「とうぼう」9月号でご覧頂いた物が保護者による学校評価です。
 10月18日の評議員会でのご意見を紹介します。
(あいさつ)
・あいさつはよくしています。畑で作業をしていても、ちゃんと「おはようございます」が言えています。
(読書)
・親が読んでみせることが大切。母親クラブに参加することも読書好きにするには効果的です。親子読書をすることで、今すぐ好きにならなくても将来の効果が期待できます。合併してからは、豊北中学校の図書室だけでなく他地域の図書館からも借りることができるので活用をお勧めします。図書通帳をすべての図書館で使えるようにして欲しいですね。
(お手伝い)
・学級で個別に働きかけてはどうでしょうか?小学生時期であれば「お手伝い」を宿題にしてもいいのではないでしょうか。
(音読や日記指導、単文指導)
・詩の暗唱や朗唱が効果的です。また、新聞を取り入れた授業を高校で娘が取り組んでいます。小学生段階から新聞を読むことで、正確な読み取りが出来るようになるのではないでしょうか。
 貴重なご意見を頂きました。「とうぼう」を読まれている地域の皆さん方も、学校の運営についてご意見があれば、遠慮なくお知らせください。今後、学校評価書の作成をし下関市教育委員会へ報告すると共に学校のホームページにも掲載し皆さんに学校の様子をお伝えいたします。

「進んで元気なあいさつ20人」
年度当初に掲げた、チャレンジ目標の1つです。
 1学期の登校時の様子を見て、20人の部分は100点だと思っております。そこで、あいさつがよりよくなるために、始業式に「進んで元気な」のところのお話を子どもたちにしました。
 ○あ[     ]○い[っぱい(20人)]○さ[      ]○つ[      ]のなかに何が入るか考えてもらいました。
 クイズ形式にすると、話を聞いてもらえるからです。なぞ解きの答えは、進んでの意味で[○さきに(先に)]、元気なの意味で[○あかるい声で]、大人になってもあいさつはコミュニケーションの基本となるので一生涯[○つづけて(続けて)]の意味です。
 先頃お願いした、保護者に対する学校評価アンケートの「わが家のやくそく」の記述欄に次のようなご意見がありました。
”元気にあいさつ”を目標にしていますがまだまだ自分から進んで行うことが少ない気がします。親も手本となるよう、行っていきたいと思います。
 ありがたいご意見で、私も同じことを考えており始業式の話となりました。子どもたちは大人の真似をします。また、まわりの大人からほめられることを、正しいこと、当たり前のこととして学習していきます。
 9月25日(日)は、東法ふれあい大運動会です。登下校中や家庭では見られない、あいさつだけでない子どもたちの進んで元気な姿をご覧ください。

「自然とふれあう活動をしていますか?」

との質問では、神田小学校の子どもは全員、「してます」と答えられるでしょう。子ども達は、テングサ採り、海の生き物さがし、運動場でのバッタ採り、昼休みの海遊びなど学校で様々な自然体験をしています。
 最初の質問は先日お配りした「夢をはぐくむ家庭の元気」概要版の裏にあるチェック表の19番目のチェック項目です。家庭の日に(今月は17日でした)家族でチェックと書いてあります。また、見えるところにはりましょうとも書いてあるので、出来ればこの概要版を冷蔵庫に張り、毎月チェックしてもらいたいのですが、どうでしょうか。まだのご家庭は7月中に15項目のチェックリストをお子さんと話し合いながら○をつけてください。
 「生活のアンケート」調査を行い7月15日にお届けしました。そのアンケート結果を見ると「朝食をきちんと食べている」「朝早く起きている」「学校が楽しい」などよい面が見られる一方で、「寝る時間が11時や12時」「テレビやゲームをする時間が3時間以上」「お手伝いが決まっていない」など驚くべき実態も見えてきます。夏休みを有意義に過ごすためにも「わが家のやくそく」について話し合い、書き加えてください。
例「わが家のやくそく」
 ・テレビやゲーム1時間以内 ・9時には寝る
 ・毎日おふろそうじ ・毎日肩もみ5分
 ・毎日30分以上読書  ・○時から机について60分勉強
(家庭の元気応援キャンペーン イメージキャラクター ファミリン)
 以前勤務していた学校で、この話をしたとき「『夢をはぐくむ家庭の元気』のパンフレットなど見たこともない」と言われたので、念のため「夢をはぐくむ家庭の元気」概要版を裏面に印刷しておきます。
 また、夏休み明けには学校評価のアンケートをお願いします。その項目に「わが家のやくそくについて話し合い、書き加えましたか」とおたずねします。達成率百%を目指しております。ご協力お願いいたします。

 神田地区青少年健全育成協議会が、7月13日に開かれました。会議の中で、子ども会のラジオ体操に白寿会の皆様の参加が頂けることや地域の行事(グループホーム島戸の夏祭り等)に児童の参加依頼がありました。また、学校からは地域の皆様へ、児童へのあいさつなどの声掛けや、いけないことをしたら叱ってくださいとお願いしました。

新聞を読もう
毎週水曜日は、校長室前掲示板のワークシートが新しくなります。6月15日号のシートは、
                
読売ワークシート通信 (小学校版)6月15日号
 なきはま まもろう そうごう
 なぜなに日本語 七=たくさん 国語 ★★
 石巻FM 女子高生が発信 総合・道徳 ★★★
 月間降水量 世界一 理科・社会 ★★★
 古川さん宇宙へ 総合 ★★★★
です。学校が希望をすれば、無料で読売新聞東京本社教育支援部からメールで送られてきます。読売新聞とデイリー・ヨミウリのニュースや社説などの様々な記事やコラムに、問題と解答欄をつけたワークシートで、国語科や社会科などの勉強に役立ちます。子どもには読めない漢字や難しい言葉もありますが、前後の文章や写真をヒントに読解します。挑戦する人は、ワークシートを持ち帰り答えや感想を書き込むと、私が採点しコメントを付けて返します。
 割り当てもないし宿題でもありませんが、進んでチャレンジする子どもが今のところ15名もいます。余分に勉強しようとする神田っ子、すばらしいですね。星(★)は難易度を表しています。15日号はこれまでにない中学生レベルの4つ星がありましたが、売り切れました。これまで毎週売り切れています。現在の最高は4枚クリアです。
 神田小学校では、「コミュニケーション活動を取り入れた、かかわり合いのある授業」で学力向上に取り組んでいます。文章を正確に読み取り、人の話を聞くことができ、自分の考えをもつことが授業の土台となります。ワークシートにチャレンジすることで、長い文章でも難しい文章でもあきらめず考え続けることや、線を引いたり辞書で調べたりするという学習方法を身に付けることもできます。また、読解力の向上だけでなく、社会への関心の高まりも期待しております。
 神田っ子には、決められたことだけやる子どもから、進んで難しい問題にチャレンジする子どもに育ってほしいという願いで続けています。家庭での励ましをお願いします。

食農教育(ショクノウキョウイク)
 神田小農園では、5月13日(金)に食農教育の一環として夏野菜の植え付けが行われました。食農教育とは、生きることの最も基本的な要素である「食」と、それを支える「農(農業)」について、学び体験することです。また、食と農だけでなく、環境問題について考え、身近に感じ行動することを促すこともねらっています。神田小学校で計画的な食農教育を行うことができるのは、JA神田支所と圃場提供をしていただける小山さんや食農教育実行スタッフの皆さんのおかげです。
 推進協議会で打ち合わせをした年間スケジュールによると、どろんこ運動会・田植え・餅つき、さつまいも栽培、そばの栽培・そば打ちを行います。今年からゴーヤを栽培しグリーンカーテンにチャレンジします。単発的な農業体験は他の学校でも行われていますが、これほど充実した体験活動を行っている学校はあまりありません。これも、神田小学校の誇れる活動の一つです。ご協力いただける皆様に改めて感謝申し上げます。
 学校にお越しの際は、お子さんから聞いておられる担当の野菜をご覧になってください。どのくらい育ってきたか、どんな世話をしているかなどを夕食での話題にしていただければと思います。
 2年生に、
「どんな野菜を育てているの」とたずねると、
「キュウリ、ピーマン、ミニトマト」と即答でした。
「もう、ピーマンなっていたけど、ピーマン好き?」と言うと
「ふつう」との答えでした。
今年は、
「ゴーヤ好き」とたずねたら
「ふつう」もしくは「好き」と答える子になってほしいものです。
 学校では、「生きる力」つまり、命や勤労の尊さについて道徳を要として教育をしています。しかし、その道徳教育も命を育む飼育や栽培体験・勤労体験なくしては心の底まで届いていきません。やはり、命について教えるには命との触れあいが必要で、勤労について教えるには、汗を流す必要があります。

交通のお約束、
  神田小学校にはとびだしをする子はよ。

                  読み方を、お子さんにたずねてください。

神田地域のよさを知る

 神田小学校では驚くことが多いのですが、花花花、花に囲まれた通路と入学式会場に驚かされました。フラワーボランティアの皆様ありがとうございました。華やかな会場で、かわいい1年生4名を迎え本年度39名の児童でスタートすることができました。
 神田小学校へは赴任するまでに一度も来たことがないのですが、有名な学校なので場所と校名や特色ある行事、自然環境は知っておりました。期待通りのすばらしい学校でした。
 入学式では、保護者の皆さんへ次のようなお約束をしました。

 神田小学校では、小学校6か年間で、神田地域のよさがわかり、自分のよさを知り、友だちと共に伸びゆく子どもに育て上げることを目標にしております。4名の新一年生を全教職員で見守り、誠心誠意教育してまいります。どうぞご安心ください。

 具体的には、チャレンジ目標として掲げている内容を、児童の前で説明しました。@進んで元気なあいさつ20人ができる子どもになってください。20人にあいさつしようとすると、先生にするだけでは足りません。友達にも、地域の人にもあいさつが出来る子になってください。
A「早寝早起き朝ごはん、本を読んで外遊び」をしましょう。「日本一周」をめざして走るくらい運動をしてください。また、1日10分以上の読書を毎日してください。
Bみんなが学校に来るのが楽しく、みんなが力を合わせて一生懸命がんばっている学級を、担任の先生といっしょに創りあげましょう。
 地域を知るため私の健康のため、歩ける日はなるべく児童と歩こうと決めました。見かけたら声を掛けてください。お気づきや苦情・相談事がありましたら、ご遠慮なくお申し出ください。

平成23年度神田小学校チャレンジ目標
  ○ 進んで元気なあいさつ 20人
    ○ マラソンで「日本一周」
      ○ 読書「一日10分間」
    

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